第3章 公共交通機関で行く
途中下車前途「有効」切符。
通常、100km以上の切符、1890円区間以上(JR東海調べ)の切符を買うと、
「途中下車前途無効」の表示が消えてなくなります。
ただし、目的地や経由地は明記されていますよね。
Suica等のICカードで入るのではありません。
あくまで窓口で購入する切符です。
この切符は限られた経由地に限って、
どこの駅でも自由に降りることができるのです。
但し、途中下車駅では駅員さんに切符を見せてくださいね。
自動改札だとひょっとしたら回収されてしまうかもしれませんので..。
これを利用すれば、
自由に駅を降りられますので、
駅の外にある食べ物屋等、おなかが空いた時、自由に入って食べることができます。
乗り換えの駅で、あえて1本待って、
駅近辺を散策するのも旅行の楽しみのひとつです。
実はこの切符に有効期限がありまして、
1890円区間以上ですと、1日ではないと思います。
つまり、2日にまたがって、使っても問題ないと思います。
これはどういうことかというと、
途中下車しながら、終電がなくなってしまったときに、
その駅周辺のビジネスホテルを使っても、
切符は有効であるということです。
こんな有利な使い方があるってご存知でしたでしょうか?
ただし、特急券は下車前途無効になってしまいますので、ご注意を。
地方で、特急電車と普通電車しか走っていない場合、
途中下車したものの、
「次の普通電車までがかなりの時間がある」
となってしまっては、せっかくの時間がもったいないです。